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ヒポクラテスの全集の中に有名な言葉があります。
「医術者であると同時に哲学者であれ」
「哲学の中に医術を、医術の中に哲学を織り込まなければならない」
つまり、医学と哲学は同じものであると、ヒポクラテスは説いているのです。
私の哲学とは、重力を中心とする「自然界の法則」です。これを人間に当てはめた「重力とのバランス医学」(過労性構造体医学)なのです。
「過労性構造体医学」とは、全患者の80%~90%をしめる 負傷の瞬間を特定できない亜急性・慢性・神経不調に対する 「診断法」と「治療法」と「予防法」です。
参考書籍:
過労性構造体医学 -新しい固定理論でからだを治す-
笠原巌 著
「過労性」とは・・・
重力には必ず時間が伴い、時間経過の中には過労時間が伴うということであり、この過労時間つまり「過労性」を発生させる最大の破壊のエネルギーが、過剰な「衝撃波とねじれ波」という介達外力である。 (過剰な「衝撃波とねじれ波」が最大原因となる過労性の損傷をいうのである)
「構造」とは・・・
構造には必ず重力が伴い、人間の体も1つの「力学的構造物」つまり【縦】×【横】×【高さ】から成る構造体として捉えた考え方である。
(重力に対する構造学的歪みが最大原因となる損傷をいうのである)
「体」とは・・・
構造には必ず体環境には必ず重力が伴い、身体つまり「肉体」及び「精神」が生活環境条件の中でどのような影響を受けているかを判断する考え方で、ここでいう体とは肉体、主に患部に対して反復性のストレスを繰り返させてしまう生活やスポーツなどの環境条件のことである。
(片寄った生活環境、つまり環境学的条件が最大原因となる損傷をいうのである。)
人間はビルなどの建築物と違って、歩くという動作が伴う力学的構造体である。人間には歩く度に過剰な衝撃波やねじれ波という介達外力が発生し、生活環境条件の中で反復され、歪みの大きい所から破壊して、負傷の瞬間を特定できない損傷を起こす。
負傷の瞬間を特定できない亜急性・慢性・神経不調には、必ず上記の「過労性」・「構造」・「体環境」のアンバランスが隠れている。これを解明した理論が「過労性構造体医学」なのである。
自然界の法則から重力の中には、10 通りのアンバランスが存在していることを発見しました。これを「10 方向の判断」と言います。10 通りのアンバランスの中の上下の2つは、「先天性」と「後天性」であり、これは原因がはっきりと特定できる痛みや損傷であるのに対し、残りの「8通りのアンバランス」が今まで原因不明とされてきた痛みや損傷、自律神経失調症状だったのです。
治療において、ピポクラテスは次のように言っています。医学を志した者なら誰でも一度は聞いた言葉です。
『人間は自ら治す力をもっている。真の医療とは自然治癒力を発揮させることであり、医術者はこの自然治癒力が十分発揮される条件を整えるだけである。』
私はこれを「自然治癒力の3原則」と呼んでいます。そして、このことを念頭に施術を行っているのです。