〒244-0003 神奈川県横浜市戸塚区戸塚町4183-1 笠原ビル2F
(JR東海道線・横須賀線「戸塚駅」西口徒歩12分、戸塚西口バスセンターからバスで5分「日立入口」下車)
受付時間
【解説動画】足底筋膜炎
足裏(足底)で踵(カカト)に近いところが、歩き始めや歩いているときにピリピリ・ジンジンと痛みを覚えることがあります。
最初はあまり気にならないのですが、徐々に痛みが増してきて、最後には歩くのが大変になってしまうこともあります。
これは多くの場合「足底筋膜炎」(または足底腱膜炎)と呼ばれ、患部を強く押したり圧迫すると、限局性の痛みが出てすぐにわかります。
また、足の指を上に反らした際にも同じような痛みが起こることがあり、スポーツによる急激な刺激や、底の固い靴を長時間履いた後などにも良く起こります。
いずれも「剥離骨折」の初期的な状態になっていると考えられます。
足底筋膜炎(足底腱膜炎)が起こった場合、そのほとんどの場合足に「浮き指」があり歩行時に「指上げ歩き」をしているためです。
同様に「外反母趾」や「扁平足」「ハイアーチ」などでも、母趾(足の親指)の踏ん張る力が弱いと、歩行時に足指全体が上に浮いているので、足裏(足底)の筋肉が強く引っ張られた状態になり、炎症を起こして痛みを感じてしまうのです。
原因は筋肉そのものにあるので、骨の状態を見るX線画像診断などでは見過ごされがちです。
必ず患部を指で押してみて、痛みの有無を確認する必要があるといえるでしょう。
足底筋膜炎を改善するには、患部にかかる重力の負担を軽減するのが最優先事項です。
通常施術では、足裏のバランスを整える「カサハラ式足裏バランステーピング法」を行います。
その後、カカトを含めた足首全体を「サラシ包帯固定』します。固定と100%動きを制限する「完全固定」、10%の可動範囲を残した「90%の動ける固定」になります。
歩行は毎日のことなので、常に足は重力の負担を感じています。そのため中途半端な固定ではかえって治らず長引きます。交通事故やスポーツ障害など緊急性の高い場合を除き、サラシによる固定療法を最優先しましょう。
通常の施術期間:4~6ヶ月 (施術は月に1・2度で良く、自宅では後述するサポーターの利用を推奨する)
● 自宅や外出先では、履くだけで足裏のバランスを整える
「3本指テーピング靴下」を履きます
※タイツやストッキングタイプもあります
● さらに、クッション性抜群の「免震インソール」で衝撃とねじれを吸収無害化することも重要ポイント。
サイズ調整できるのでどんな靴にもフィットします!
●足首ヒールロックサポーターを利用することで、サラシ包帯固定に近い効力を発揮できます
※サラシ少量とサポーターの併用もおススメです
オンラインスクールでは、「外反母趾研究家」として48年の実績がある笠原巖先生を中心に、「講義パート」「実技パート」で構成しています。
ホームページの画像や動画だけではなかなかお伝えしきれない、「治療の3原則」や「治療現場に求められる要素」などを総合的にお伝えするのがこちらのオンラインスクールです。
施術の現場で「この患者さん、なぜ治らないのだろう?」
「本当に自分の行っている治療方法には効果があるのだろうか?」と疑問に思ったことはないでしょうか。
あるいはゴールの見えない漫然治療に、あなた自身はやりがいを失いかけていないでしょうか。
当スクールでお教えしている技術(整体・フットバイター・テーピング・サラシなど)は従来の治療効果をさらに高めるためにも有効です。
特に保険診療をメインに行っている先生方が、無理なく自由診療を導入する方法としてもおすすめです。
なお、実技スクールを受講された方は、ご自宅でも学習できる「オンライン教材」の利用が可能です。