〒244-0003 神奈川県横浜市戸塚区戸塚町4183-1 笠原ビル2F
(JR東海道線・横須賀線「戸塚駅」西口徒歩12分、戸塚西口バスセンターからバスで5分「日立入口」下車)
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【質問】笠原先生、柔整師の業界はこれからどうなると思われますか?生き残るには何をすればよいですか?
【回答】どんな状況であっても、まず現実を知ることが最初に必要です。
現実に、超高齢化社会に伴い医療費が青天井。現行の国民皆保険、社会保障制度の限界と崩壊に直面。このままでは国家が破綻しかねないと言われています。
【質問】柔道整復師の仕事が夢に描いていた仕事とは少し違うのです。もっと患者さんをどんどん治してあげられるものだと思っていました...
【回答】自分の人生に深い責任を持ちましょう。治療家の人生、その意味を掘り下げ、素直な心で扉を開きましょう。
現実は、時代の変化、ライフスタイルの変化に伴って柔道整復師の社会的役割にも大きな変化が起こっているのですが、まだあなたはその変化についていけないような感じがします。
【質問】今務めている整骨院が、本当に患者さんを治せる施術をしているとは思えません…
雇われている身なのですが、一体どうしたらよいでしょうか?
【回答】学生時代に医学史で学んだ、医学の父ヒポクラテスの言葉を思い出して下さい。忘れています。
「人間は自ら治す力を持っている。真の医療とは自然治癒力を発揮させることであり、医術者はこの自然治癒力が十分発揮される環境条件を整えるだけである。」
これをあなたの心に刻むのです。ひとつひとつの意味を噛みしめることです、この言葉を忘れているのです。
【質問】
世間的に柔道整復師の仕事は「辛い」「大変」というイメージがついているようですが・・・
【回答】
誤った偏見、イメージ像を変え、体力の消耗戦から脱却するには、無駄な時間を省いた“新しい知識と施術法”で「本当に治せる接骨院」になることです。
そのマイナスイメージは気付かないうちに無駄な時間を使い過ぎた“癒し行為”、“気休め行為”を主体とした施術に疲弊しプライドを失い、なおかつ体力の消耗戦で疲れ切った暗い顔をしているからです。
【質問】
保険診療で頑張っていますが、1日に10件も患者さんが来ません...
自由診療の導入に足踏みをしていますが、何から始めたら良いのでしょうか?
【回答】
残念ながら、すでに保険診療だけでは経営が成り立たない時代なのです。
過去の成功体験に縛られ、レセプトで捻挫として無理矢理に原因を作文することや、返戻の多さに涙し、疲れ果てているのではないでしょうか?
それは、知識の根底に自分を誤魔化している部分があるから。
治療家として、心が奮い立っていますか?
それが実力が発揮できない原因なのです
【質問】
外反母趾の患者さんには足のテーピングだけすれば良いですか?
【回答】
テーピングだけでは全く効果がなく、患者さんにただ不利益を与えているだけです。
あなたも一般的な外反母趾と思い込んでいるのです。ほとんどの人が間違っているのです。世界中の人が間違っています。
みんなで間違っているから手のヘバーデン結節(変形性関節症)が遠く離れた足に転移(転移仮説)した、ひどい外反母趾「仮称:足ヘバーデン」または(外反カサハラ結節)に気付かないのです。
特に、40歳以降の女性の外反母趾に大きな間違いがあるのです。
【質問】
巷で色々なテーピング法を見かけますが、カサハラ式テーピングは他と何が違うのですか?
【回答】1+1=2という誰にでも理解できる内容、それはテコの原理である「力点」「支点」「作用点」に基づいたテーピング法がカサハラ式の最大の特徴です。
「足裏から患部や全身を重力とのバランスで整える。」
このテーピング法が巷では出来ていないようです。
「重力とのバランス」を効率的に保つための“90%の固定”を、テーピング法の中にも取り入れるべきなのです。“90%の固定”が含まれていないテーピング法があたかも最もらしく行われ、そして色々なテーピング法の情報が一人歩きをしています。
そのため現実には、「改善しない、変化なし、役立っていない」と評価されてしまうのです。
【質問】
笠原先生は、なぜそこまで足についてお詳しいのでしょうか?
【回答】痛くなる人と、痛くならない人の「差」を追求しないのは柔整師の落ち度だからです。
差を追究した結果、裸足で歩く国7ヶ国を約5年をかけ、延べ4800名の足を調査しました。その成果物が「重力とのバランス医療」(過労性構造体医学)です。
【質問】「柔道整復師」にはどういった人物が向いているのでしょうか?私は体も細く、柔道などやったこともありません。
【回答】競技としての柔道の経験有無は関係ありませんし、「人を健康にしたい」と願うあなたを必要とする患者さんが、本当に数多くいます。
柔道整復師の仕事は簡単ではないが...
確かに柔道整復師師の仕事は体力や神経を使うものです。
その理由は、今までの古い考えに囚われ、ほぐし(マッサージ)や気休め、癒し行為に体力を使い過ぎ、それが最もらしく行われているからです。
【質問】学生(女性)です。昔お世話になった接骨院の先生に憧れていて、将来は柔整師になりたいのですが、果たしてやっていけるのでしょうか?
【回答】世界の経済や医療はより細分化されています。
これまでの常識にとらわれず、世界でオンリーワンになる。そして女性だからこそできる最適な施術を実践していくことです。
経済界全体を見渡し周りを見ても、ほとんどの職業が成熟期にあり、選択・淘汰されている感があります。
接骨院も飽和状態で、柔整師を志した者にとって入り込める余地、隙間などないように感じられます。私の接骨院で今まで働いていただいた柔整師、約45人の半数以上は元患者さんであり、同じように私に憧れ、接骨院を開業した人たちでした。