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【解説動画】モートン病には3種類あった!
モートン病は足の第3趾から第4趾の間に「痛み」「しびれ」「灼熱痛」などが起こります。
歩いていると「ピリピリ」「チクチク」するのは、足の靭帯の下を通る神経が刺激されているためです。
初期段階では、MRIやX線画像で異常が確認できないこともありますが、上下から指で強くつまむといったチェック方法で損傷度合を確認することもできます。
モートン病は中年期以降の女性に多く発症します。整形外科でモートン病と診断された患者さんの状態を調査していくと、同じモートン病でも、3つのタイプに分類されます。
A.神経腫が原因となるモートン病
B.中足骨骨端部の変形が原因となるモートン病
C.足へバーデン(仮称)による変形性関節症が原因となるモートン病
いずれも、痛みを感じる瞬間は、足にかかる重力の負担が原因です。
似たような体型・年齢・仕事環境でも、モートン病になる人と、ならない人に分かれる原因のひとつに、足の「外反母趾・浮き指・扁平足」などが考えられます。
足指が踏ん張れないため、中足関節が逆アーチ(船底形)になり、歩く時に両側から圧迫を受けやすくなり、神経を刺激してしまいます。
また、免震力が低下するので、蹴り出しや着地時に過剰な衝撃波・ねじれ波が第4中足骨骨頭部に繰り返され、骨頭部分の軟骨が変形してしまうのです。神経圧迫のほかに、変形した軟骨がトゲのような骨棘となり、歩く度に周りの神経を刺激するたことも多く見られます。
特に「リウマチ」や「へバーデン結節」が発症している方で、モートン病の症状がある方は注意が必要です。
一般的なモートン病に加え、「骨・軟骨がもろく、重力の負担を多く受けやすい」ためです。
手の第1関節に見られるへバーデン結節はもちろん、40歳以降のひどい外反母趾は足へバーデン(仮称)の可能性があるため、よく状態をチェックしておくことが必要です。
整体での改善手法としては
(1) 非伸縮バンデージ(伸びない包帯)で中足部サポート
(2) 足首へのサラシ療法(動ける90%の固定)
この2点を重点的に行います。
症状が軽い場合は、まず足裏のバランスを整える「カサハラ式足裏バランステーピング法」で重心を正しい位置に戻し、3点歩行を促してかかとにかかる負担を軽減させます。
その後、カカトを含めた足首全体を「サラシ包帯固定』します。
モートン病の症状を改善するには、患部にかかる重力の負担を軽減するのが最優先事項なのです。
● 自宅や外出先では、履くだけで足裏のバランスを整える
「3本指テーピング靴下」を履きます
※タイツやストッキングタイプもあります
● さらに、クッション性抜群の「免震インソール」で衝撃とねじれを吸収無害化することも重要ポイント。
サイズ調整できるのでどんな靴にもフィットします!
●足首ヒールロックサポーターを利用することで、サラシ包帯固定に近い効力を発揮できます
※サラシ少量とサポーターの併用もおススメです
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