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毎日の歩き始めや、運動の始めに、踵の底にチクチクとした痛みやズキンと響くような痛みを感じます。
しばらく時間が経つと慣れてきて少し痛みも和らぎますが、
対処を怠り、慢性的に症状が進行してくると、歩く度に強い痛みが増し、踵をつけて歩くことすら困難になってしまいます。
この場合は患部を強く押すと激痛と共に、トゲ状の骨(骨棘)の出っ張りを感じることもできます。
一旦症状が出た場合は、ストレッチや筋トレなどの運動療法は逆効果です。
骨棘はいわば「過剰仮骨」なので、患部の重力負担を軽くして「過剰仮骨を吸収」させることが最優先です。
外反母趾・浮き指・扁平足などがあると、無意識のうちにいつも足指を上げた状態で歩いてしまいます。
そうすると踵側に重心が片寄るため、歩いた時の衝撃が踵に集中してしまうことが主な原因です。
踵に強い衝撃を受け続けることによって、踵の弾性組織が破壊され、石灰化すると「骨棘」、つまりトゲ状の骨が神経を刺激し激しい痛みを引き起こすのです。
特に仕事上、安全靴などの固い靴を履いている方や、急に運動を始めた方などにも良く起こる症状です。
整体的な改善手法としては
(1) 下肢の血行不良改善
(2) かかと重心の解消
この2点を重点的に行います。
主に低周波電気(足裏)や専用マッサージ器(フットバイター)・手技により足裏から緊張をほぐし、全身の血行を促しましょう。
特に、悪い歩き方により緊張したアキレス腱を、押圧することですね・ふくらはぎの緊張をほぐし、足先から心臓へ血液を送り返すポンプ作用を高めて血行促進を行います。
症状が軽い場合は、まず足裏のバランスを整える「カサハラ式足裏バランステーピング法」で重心を正しい位置に戻し、3点歩行を促してかかとにかかる負担を軽減させます。
その後、カカトを含めた足首全体を「サラシ包帯固定』します。踵骨骨底棘を改善するには、患部にかかる重力の負担を軽減するのが最優先事項なのです。
・発症した初期の段階では、X線などではあまり確認できませんが、触診をで患部を押すと激痛があります。
進行してきた場合はX線にもはっきりと写るので、この時点で診断される場合もあります。
・ひどく進行してしまった場合は、骨棘(トゲ部分)を外科的手術で取り除くという方法もあります。
手術をしない保存的療法としては足底部に免震性のあるクッション部材などを当てて、さらにサラシ包帯で「90%の動ける固定」を行います。患部の安静固定によって過剰仮骨の吸収を図るという方法がベストです。
※固定と100%動きを制限する「完全固定」、10%の可動範囲を残した「90%の動ける固定」になります。
● 自宅や外出先では、履くだけで足裏のバランスを整える
「3本指テーピング靴下」を履きます
※タイツやストッキングタイプもあります
● さらに、クッション性抜群の「免震インソール」で衝撃とねじれを吸収無害化することも重要ポイント。
サイズ調整できるのでどんな靴にもフィットします!
●足首ヒールロックサポーターを利用することで、サラシ包帯固定に近い効力を発揮できます
※サラシ少量とサポーターの併用もおススメです
オンラインスクールでは、「外反母趾研究家」として48年の実績がある笠原巖先生を中心に、「講義パート」「実技パート」で構成しています。
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「本当に自分の行っている治療方法には効果があるのだろうか?」と疑問に思ったことはないでしょうか。
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