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なぜ患者に「治る」といえないのか?
▶︎それは患部の「固定」をしないから
▶︎今まで「固定」最後まで治した経験がないから、「固定の目的・効果」を説明できない
現代医学は、「損傷の瞬間を特定できない」過労性の損傷、つまり原因のはっきりしない亜急性捻挫や慢性痛、疲労骨折に対しては「固定」をしない場合がほとんど。
しかし実際に「固定」とは、重力の負担(負荷重)を軽減し、自己治癒力を最大限に発揮させる条件を整える治療法なのです。
「一瞬の事故による骨折」 と 「慢性的な関節等の痛み」
これは細胞レベルで見れば、どちらも同じ損傷度合いなので「固定」も同様にしなければいけない!
「外反母趾」「浮き指」「扁平足」が関係している足、ひざ、腰、首に起こる亜急性、慢性疲労骨折など過労性の損傷の場合、患部の「安静固定」が必要です。
加えて「ヘバーデン結節」がこれに加わっている場合は、「関節が破壊されやすい」という特徴があるので、なおさらしっかりとした固定が必要です。
ただし「安静固定」といっても、運動可動域を充分残しているので日常生活に支障をあまり感じさせません。治す働きの九十パーセント以上は「固定」にあり
・ヘバーデン結節が関係する足、ひざ、股関節、腰、背骨、首などに起こる関節の痛みは、負傷の瞬間を特定できません。つまり、痛みの原因がはっきりしない過労性の損傷なのです。
・このような過労性の損傷であっても、しっかりとした固定を施すことで自己治癒力(自然治癒力)が十分発揮させる条件が整うので、およそ90パーセント以上確実に改善し、治療に導くことができるのです。
【紹介映像】足首サラシ療法
「固定」にも適量が必要!
適量不足→負担度を上回る安静度が足りない → ×治らない
適量の固定 → 負担度より安静度が上回る → ◎治癒力アップ!
固定期間の基本的な目安は「三週間で半分改善し、残りの半分は固定をしなかった期間の五分の一」を要します。
例えば、五年間こじらせた痛みは、まず固定を三週間することにより五十パーセント改善し、残りの五十パーセントは五年の五分の一年間を要するということです。
こじらせてしまう治療とは固定しない治療期間のことです。
・固定によって起こる「過剰仮骨の吸収と付加骨の添加」という自然治癒力の原則がある。
・老若男女に関わらず、しっかりとした「固定」をすれば余分に出張った骨(過剰仮骨)が吸収され、また欠けているところには新たに骨が再生(付加骨の添加)され、治癒に至るということです。
・医学の素と言われているヒポクラテスの言葉、
「人間は自ら治す力を持っている。真の医療とは、この自然治癒力を充分発揮させる条件を整えるだけだ」
・固定による筋力の低下があっても、固定を除去した後、日常生活の中で誰でも自然に回復できます。
・「固定をすると筋力が落ちて害があるから固定をしない」という先入観、たとえ固定をしたとしても早く外してしまい、結果的に重力の負担度(破壊力)より安静度(治癒力)が上回らないために治癒に至らないのです。また、伸縮サポーターは楽ですが固定力が弱く、効果はあまりありません。
過労性の損傷に対する固定時間は、基本的に「昼間固定して、夜は外す」という原則に従わなければならない。
ただし例外として、ヘバーデン結節が隠れた原因となる関節炎で激しい痛みや腫張がある期間は、夜間も固定した方が患部の安静が保たれ効果的です。